将来性

　管工事施工管理技士とは、建設工事のなかでも大きな比重を占める冷暖房設備工事や下水道配管工事、ダクト工事、浄化槽工事、ガス配管工事等、配管設備工事全般を取り扱う専門家です。管工事施工管理技士は営業所・工事現場ごとに設置義務があるのに加え、公共事業等の入札時にも、有資格者の人数が大きく影響するため、管工事会社をはじめとする建設業で非常に大きな需要があります。

平均年収や給料

　管工事施工管理技士のみ平均年収データはありませんが、建築業界の平均年収は大手上場企業になると、600万円～800万円程度にはなるようです。また1級建築士の平均年収データでは538万円という数字も出ていますので、管工事施工管理技士の給料収入もそれと同等レベルになると思われます。
　求人情報サービスなどを見ると、施工管理事務所などで管工事施工管理技士の有資格者を月給25万円～35万円＋α(各種手当とボーナス等)程度で募集しています。

給料以外の特典

　管工事施工管理技士の資格は、特に行政から一定以上の金額の建設事業を受注する建設会社にとっては非常に重要な意味を持っています。そのため、そういった建設会社に就職をする場合は大きな威力を発揮するでしょう。