電気通信主任技術者
どんな資格?
電気通信主任技術者とは、高度情報化社会を支える電気通信回線のネットワーク工事や運用保守などを行う技術者のための総務省管轄の国家資格です。扱える通信設備に応じて伝送交換主任技術者、線路主任技術者に分かれているのが特徴です。
伝送交換主任技術者の方は、電気通信事業に必要な伝送交換設備や、これに附属する設備の工事、維持・運用に携わります。一方、線路主任技術者は、電気通信事業に必要な線路設備およびこれらに附属する設備の工事、維持・運用などを資格となっています。
電気通信主任技術者になるには、財団法人日本データ通信協会の電気通信国家試験センターで行われる電気通信主任技術者国家試験を受験し合格する必要があります。試験は2月と9月の年2回実施されており、インターネットからの申し込みも可能です。
資格種類
国家資格
合格率
約20%
受験資格
特になし
科目合格者、一定の資格又は実務経歴等を有する者及び認定学校単位修得者等は、申請により試験が免除される科目があり
試験内容
マークシート方式
1:電気通信システム
2:専門的能力
3:伝送交換設備および設備管理(伝送交換主任技術者試験 受験者のみ)
4:線路設備および設備管理(線路主任技術者試験 受験者のみ)
5:法規
試験日
1月、7月
試験地
札幌、仙台、東京、金沢、長野、名古屋、大阪、広島、松山、福岡、熊本、那覇
申し込み先・申し込み方法
(財)日本データ通信協会 電気通信国家試験センター
〒170-8585 東京都豊島区巣鴨2-11-1 巣鴨室町ビル6F
℡050(5508)1626/Fax03(5974)0096
受験料
18,700円